本日はロケット団の栄光環境で猛威を払っている【リザードン】について分析していきたいと思います!
前環境まではかなり厳し目の立ち位置だったけど一気に数を増やしてきたよね。
早速【リザードン】を取り巻く環境と構築の変化を見ていこう。まずはサンプルリストから!
サンプルリスト
4/27 シティリーグBOOKOFFノースポート・モール店 優勝
【デッキコード】xc8GcY-vvlN1L-88K848
4/26 シティリーグバトロコ盛岡大通店 優勝
【デッキコード】5v5kkv-gncU6x-FkdkVk
4/24 シティリーグドラゴンスター日本橋3号店 優勝
【デッキコード】5kkkfv-dm7cnR-kF1wVV
デッキコンセプト
一時期はヨルノズク+テラパゴスセットを採用した【宝石リザードン】が主流だったけど、現在はピジョット+ヨノワールラインを採用した【ピジョリザ】が主流。
枠の都合やコダックの登場でヨノワールラインは最低限の採用って感じだね。
0枚採用のリストも結構ある。
カースドボムを打つ回数が減った分の打点補強としてAceSpecはマキシマムベルトが主流だ。
また、全ての進化ラインに中間進化を採用、合わせてエヴォリューションも投入されている。
かなりスボミーのグッズロックを意識したポケモンのどうぐ重視の構築だね。
昔はピジョンまで採用している人はあまりいない印象だったけど、今はほとんどのリストでピジョンが採用されているね。
個人的な注目カードは非エクアタッカーのイーユイ。
採用圏内のイーユイが2種あるところが面白い。
ねたみのごうかのイーユイはシンプルに140ダメージ出せるところが強力。
弱点込みでゴージャスマントを付けたイワパレスも貫通する。
グラウンドメルトのイーユイはスタジアムをトラッシュできるところが環境にマッチしている。
具体的にはピジョットのマッハサーチを止めてしまう監視塔を割れるところがいいね。
エネルギーを自在に付けられるから色んなサブアタッカーを採用できるのが【リザードン】の強みだよね。
環境での立ち位置
【リザードン】が増加した主な理由は苦手対面である【ドラパルト】のシェアが急激に減少したからだ。
【サーナイト】の記事でも触れたけど、【ドラパルト】は苦手対面やメタカードの登場で前環境と比べると相当厳しいよね。
サイドを取らずにダメージをばら撒ける【ドラパルト】は【リザードン】にかなり有利なデッキだったけど、そのシェアが急激に下がったのは【リザードン】にとってかなりの追い風。
しかも【サーナイト】対面もリザードンexでサーナイトexをワンパン出来る。
かなり環境にマッチしたデッキと言えるね。
【タケルライコ】に対しては元々5分以上に戦えてたし、【バチュルバレット】に対してもポケモンリーグ本部をピンポイントでサーチできるのがかなり強そう。
やっぱりマッハサーチでメタカードを好きなタイミングで持ってこれる柔軟性が強みだよね。
今後の環境について
【リザードン】は今かなりアツいデッキだけど、いつまで使うかはかなり気をつけないといけなそうだ。
と言うと?
今は【ドラパルト】が減少して【サーナイト】が増加してるから環境にマッチしてるけど、新規カードの追加や構築の変化でこの関係性が逆転すると一気に厳しいデッキになってしまう。
【ドラパルト】の減少で同じく追い風の【おまつりおんど】を筆頭に、【ドラパルト】に押さえつけられていた草系統のデッキが一気に数を増やすかもしれない。
毎週のシティリーグの結果やCLの結果は特に気をつけて見た方が良さそうだ。
まとめ
本日の紹介は以上です!
【ドラパルト】に長らく抑え付けられてきたデッキだったけど、ここで一気に復活したね。
メタカードを採用しやすいデッキだから細かい環境の変化には対応しやすそう!
【ドラパルト】の復活や草デッキの流行には気をつけないとね。